専務理事の苦労とは【2023-02-27更新】 | 調布の不動産のことならサイトーハウジング

ブログ「専務理事になりました」３　2023-02-27

平成１６年より拝命した支部専務理事という役職
専務理事になると様々な出向が多くなります
毎週のように本部のある飯田橋に会議のため出向することになるのです

支部では№２という立場なのですが本部をはじめブロックや関連団体の会議に出席するときは末席になります

前回書いたように「なめられてはいけない」という気持ちもあり身体を大きくして業界の重鎮たちと渡り合わなければなりません
会議中も「若手」として目立ってやろうという責任感のような不思議な感情が芽生え意見を言わせてもらいます

当然すんなり会議が進行するものと思っている重鎮たちからは面倒くさく思われたことでしょう
所謂「爪痕」を残そうという思いが何故か強かったのです

「誰だ？あいつは」そんな会話が聞こえてくるようでした
何でもかんでも無闇矢鱈と意見を言っていたわけではありません
本部の中枢の方々は長年の仕来りや慣習で行っていることでも腑に落ちないことが多々あったのです

詳しくは書けませんが
これが本当に会員の為になっているのか？
これが最良の方法なのか？
疑問に思えば質問です
とても厄介な若造だったのだと思います

会議が終われば飲み会が待っています
会議中目立った行動をとっていたので諸先輩方が面白がって声をかけてくれます
そこは日頃から年上の方々と飲みまくっているのでお相手はお手のものなのです
飲むほどに先輩方からありがたい言葉か聞こえてくるのです
「あんたの言っていることは合っているんだよ」
「誰も言えなかったことを言ってくれている」などなど

本部での会議では自分より歳が下の役員は一人もいなかったうえに
近い方でも一回りは歳上でした
そんな中だったので
「若いやつの意見も聞いてみよう」的な空気が生まれていたのだと思います

ありがたいことに２軒３軒と連れ回してくれるのです
とにかく飲むことが仕事と言って憚らない業界の方々なので限りなく飲みます
飲むことに慣れていたの良かったのですが場所がどこなのかさっぱり判らないということが多く苦労しました

この専務理事という立場が８年も続くことになるとは思っていませんでした


つづく

ページ作成日　2023-02-27